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2008年6月11日 (水)

DS7000レビュー第2回は実際に映画を観てサラウンドの効果をチェック

少し間が空きましたがMDR-DS7000レビュー第2回、音質チェック~映画鑑賞編です。

まず音楽再生でヘッドホンの基礎性能をチェック。
その後は映画ソフトを用いて本機の最大の特徴であるバーチャルサラウンドを試します。

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まずは音質チェックをします。
今回テストに用いた楽曲は藤田恵美さんの「Camomile Best Audio」をメインに使いました。このソフトは「Super Audio CD」(SACD)というCDを超える超高音質で収録されているもので、通常のステレオトラックに加えて、5.1chのトラックも収録されています。
あとはJPOPやジャズあたりを中心に聴きました。

無線ヘッドホンで心配になるのがホワイトノイズですが、DS7000ではほとんど感じませんでした。全くない、というわけではないのですが、周囲がかなり静寂でないと気が付かないと思います。
まして音楽再生中にノイズを感じることは間違いなくないでしょう。

それではまずモード「OFF」で試聴をしてみましょう。
これはプロセッサーでバーチャルサラウンド処理を行わず、ステレオで音を出力するモードです。

まず、とてもドッシリとしたいい低音が出ます。これは映画館の音響に近づけるためには必須事項ですので力を入れたのでしょう。
もちろんヘッドホンですので本当に腹の奥まで響くようなウーハーの低音には負けますが、ヘッドホンとしてはいい低音です。
あとは全体にやや硬い音になる傾向がありますね。これは好みの問題もあるのでどっちが良いということではないですが。

弱点をあげるとすれば高音の抜けがあまり良くないです。
藤田恵美さんの美しい高音があと一歩表現できていないように感じました。
さらに音の解像感がやや甘いですね。

続いて「CINEMA」モードに。
これは映画鑑賞に最適化されたモードで、ステレオ音源もバーチャルサラウンド7.1ch化されます。

まず一発で気づくのは音場がぐーっと拡がります
OFFではどうしてもヘッドホン特有の頭の中で鳴っている感じがするのですが、CINEMAに切り替えると間違いなく音が頭の外に出るんです。
これがバーチャルサラウンドの効果ですね。今までサラウンドを体感したことのない人はきっと驚くと思いますよ。
そしてOFFでは甘いと感じた音の解像感が改善されます。音がクリアになると言ってもいいでしょう。
サラウンド化で音が破綻してる感じもなく、とても聴きやすくなりますね。

ヘッドホン自体は素性は悪くないものの純粋なオーディオ用として使うにはちょっと物足りないかと思いますが、サラウンド化には高音質化とはまた違った面白さがあります。

 

それではDS7000のメイン用途でもある映画鑑賞を試しましょう。

テストに用いたソフトは「ミッションインポッシブル3」、「007 カジノロワイヤル」、「パイレーツオブカリビアン1」の3作。いずれもBlu-Ray Discです。

DSCN1192

まずミッションインポッシブル3(M:IⅢ)ですが、定番のアクションものということもあってサラウンド再生の効果が大きいです。
序盤の強襲シーンなどでは特にサラウンドならではの”音に包まれる”感覚が味わえるでしょう。とにかく前から後ろから銃声、爆発音が鳴り響きます。
まさにその場にいる感覚。

そして中盤の犯人護送中の襲撃シーンではサラウンドならではの面白さがあります。”敵”が戦闘ヘリと無人戦闘機で襲ってくるのですが、それらの位置が音だけでハッキリと分かるんです。画面に映っていなくても”ヘリはここ”と指をさせる位に分かります。これはステレオ再生じゃ絶対分からないでしょう。
これはつまりDS7000がバーチャルとはいえ、しっかりと”サラウンド”を作れているということの証。
自分の左から頭の後ろを通って右に突き抜けていく戦闘機の動きを感じるのはちょっとした感動です。

M:IⅢでは銃撃戦など”騒がしいサラウンド”を感じましたが、対して「007 カジノロワイヤル」は”静かなサラウンド”を感じる作品。
というのも環境音がとても細かい。自分の左前遠いところで鳥が鳴くなど、静かなシーンでも音の情報量がとても多いことに気づくでしょう。
ステレオ再生ではこれだけ音に情報があることには気付けません。
そして本作のハイライトであるポーカー戦。とても静かなシーンの連続なのですが、細かい音一つ一つがその場の緊張感を表現します。ボンド(主人公)が大胆な一手を打ったときの観客のどよめきなどが強い臨場感、緊張感を伴って伝わるのです。このように静かなシーンであってもサラウンドの効果は絶大であると感じました。

最後にパイレーツオブカリビアン。
この作品は全体を通して思ったほど”サラウンドっぽさ”を感じませんでした。少々拍子抜け。
ただ素晴らしいのはBGMですね。本作のBGMはどれも非常に曲としてのレベルが高いのですが、収録も本格的なサラウンドで行われていることに今回初めて気が付きました。
ラストのスタッフロールで流れてるあたりが特に分かりやすいと思いますが、本当に自分の前にオーケストラがいるかのような感覚を得られます。
それぞれの楽器の位置までしっかり分かるのには少なからず驚きました。

そして以上3作を観て、DS7000に感じたこと。

まず音の定位がしっかりしていますね。
やや上方向から音が降り注ぐ映画館の感じをよく再現しています。
先にも書いたように低音がしっかりしていることでさらに臨場感が増します。
バーチャルサラウンドが作り出す音場は映画館を意識したのでしょうか?かなり広いです。スピーカーが部屋の外にある感じすらします。
以前使っていたSE-DIR1000Cは音場の広さを3段階に設定できたのですが、その設定で一番広くしたときの感じに近いです(分かりにくい例え)

結論:DS7000はしっかりサラウンドしています。
スピーカーと違って設置スペースも取らないし、深夜でも気兼ねなく大音量を出せる。そして音もしっかりとサラウンド。映画館の雰囲気。これは素晴らしいことですね。
映画鑑賞用途であれば間違いなくオススメできる製品です。

以上で第2回レビューは終わり。次回はゲームでDS7000を試します。それでは。

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