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2007年3月24日 (土)

NW-A805徹底レビュー第2回 ~音質について~

「NW-A805」徹底レビュー第2回はみなさん気になる「音質」にフォーカスをあてて検証していきます。

※本稿の評価は完全に私の主観によるものであり、客観性は皆無です。あくまで参考程度にご覧ください

決まり文句ですが、特に音質というのは個人の環境、好み、経験などに大きく左右されますので、あんまり鵜呑みにしないでください。
まして私なんかど素人の貧乏人なんで。


まずは評価環境のご紹介。
音源はもちろんNW-A805(以下A800)と比較用にPCを用意。PCはオーディオチップがCMI8768+で、再生にはWMP11を使用します。
ヘッドホンはA800付属のイヤホン(以下EX85)と比較用に私が普段使っている「ATH-ES5」(以下ES5)の2種を使います。
ソフトはいろいろですが、ほとんどはJ-POPやロックでMP3圧縮(160~320kbps程度)を使用しました。

付属のイヤホンはMDR-EX85SLと同等のもので、カナル型。ソニーいわく”原音に忠実”がウリのようです。
装着感は良くも悪くもカナル型。私はSサイズのイヤーピースを使っていますが、着けかたによっては長時間使用で耳が痛くなることもありました。
Mdrex85sl

それでは音質評価へ移りましょう。”続きを読む”へどうぞ。


◎A800本体の評価
最初に感じたことは低音が強いこと。
いわゆるソニー音と呼ばれるようなドンシャリ系とはちょっと違い、”ドン”だけが強い感じ。
ただ、これについては普段聞いているPC+ES5の組み合わせが低音スカスカであるため、相対的に強く感じるとも考えられます。
とはいえ音域特性が多少なり低音強めであることは間違いないと思いますが。
低音強調は好みが分かれるとは思いますが、イコライザで調整することもできるので大きな問題ではないでしょう。

中~高音についても満足できるレベルで鳴ります。高音の伸びはもう一歩ですが、シャリシャリ感が無いのがいいですね。S/N感も素晴らしいです。
全体的には非常に素直で高いレベルでまとまっているといえるでしょう。
低音の強さもあってか厚みのある音という印象です。
10点満点で9点といったところでしょうか。


◎EX85の評価
イヤホンゆえか音場は狭くて頭の中で音が鳴る感じ。好みが分かれるかも。
モニターイヤホンらしく粒の立った音を聞かせてくれます。
音域特性は非常にフラット。低~高音までどこを強調することもありません。
少し乾いた音になる傾向があるかな?
ただボーカル音がちょっともやもや。一枚ベールのかかったような音になってしまうことがあります。
ボーカルをじっくり聴きたい場合はイコライザ調整が要るかもしれませんね。

そして驚くべきはA800との相性。
A800との組み合わせだとA800+ES5にまったく引けをとらないポテンシャルを発揮します。
A800がEX85に最適化してるんじゃないかとまで思います。
音場の狭さなどの傾向はそのままですが、情感たっぷりの厚みあるサウンドを鳴らしてくれます。
これだけの音を出すのは素直に驚きですね。

まぁ裏を返せば、EX85単体では大したこと無いってことですが・・・
PC+EX85だと途端にあれっ?ってなります。なんか掴みどころの無い空疎な感じ。
付属イヤホンとしては上等な部類ですが、しょせん安物の音。

カナル型だけあって外音遮断性は良好。すぐ後ろで呼ばれても気づけないかも。
音漏れについては一人じゃ検証しにくいんですが、ある程度漏れているのは確かなようです。
音量を上げすぎると周りの迷惑になる可能性もあります。

総合的には10点満点で単体だと5点、A800との組み合わせで8点としておきましょう。
単体での性能が思いのほか低かったですね。今後エージングが進めば化ける可能性も?


まぁこんな感じですが、A800に搭載の高音質化機能「DSEE」、「クリアステレオ」、「クリアベース」に興味のある方が多いようなのでちょっと触れておきましょうか。

いきなりガッカリさせてすいませんが、はっきり言って「DSEE」と「クリアステレオ」はあっても無くても同じです。
私の耳がヘボイせいかもしれませんが変化を聞き取れません。強いて言えばDSEEですこーし音場が広がるかな?くらい。それも誤差の範疇程度。
どうやらDSEEは100kbps以下くらいの高圧縮ソース再生時にしか効いてこないらしいです。

「クリアベース」はイコライザの一種としての機能ですが、要するに低音にエコーを効かす機能のようです。
4段階に強度が調整できますが、”ドン”という音が”ズゥーン”てなる感じ?残響感ある音になりますね。
うまく使えば面白い音になるかもしれませんが、私はあんまり好きじゃないです。
ちなみにイコライザは↓こんな感じで、プリセット4種のほかユーザー設定2種を設定可能です。
P1020117

音質に関しては以上です。いやー使えば使うほどA800は素晴らしいですね~。
今度はなくさないようにしないと・・・・

次回は最終回として携帯性について書くつもりですが、しばらく間が空くかもしれません。

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コメント

たまたま検索で来たのですが、8768はコーデック内蔵の安いサウンドチップで(どれだけ高いカードでもDACを別に乗せない限り同じ)超低音域と高音域が切られてしまっています。ノイズはあまり無いのですが、非常になまった感じの音になると思います。
なのでProdigyHDとかX-Fiとかを是非。

投稿: | 2008年1月12日 (土) 21時41分

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